らでぃっしゅぼーや体験レビュー

Seasonal vegetable set from Radish Boya (including bok choy, garland chrysanthemum, carrots with tops, and turnips) その他

私の”ゆる薬膳”食生活

私は食と酒をこよなく愛する福岡在住のアラフィフです(プロフィールに詳しく書いています)。

「内海桂子師匠のように晩年まで日本酒を嗜み、生涯現役で働き続けたい」——そんな目標に向けて、日常に”ゆる薬膳”を取り入れています。

ときには記憶が飛ぶほどに飲んでしまうこともありますが、ゆる薬膳を続けているおかげか、周囲と比べて体はかなり丈夫です。

平日の基本メニュー

平日の食事は、ほぼ次のような内容に落ち着いています。

  • 朝:プロテイン+軽食(オートミールやクラッカー)
  • 昼:スープ+おにぎり
  • 夜:具沢山スープまたは軽めの主菜&副菜

私の薬膳のスタイルは【ちょい足し】が基本です。上記のメニューに、季節や自分の体調に合わせて食材を足すだけなので、フルタイム勤務でも無理なく続けていられます。

食材調達の悩みと宅配への興味

ただ、食材の調達に苦労することもあります。家の近所にスーパーがないため、週末にまとめ買いして冷蔵・冷凍保存しているのですが、車を持っていないので大量の買い出しはなかなか大変…。
週末に時間が取れない時は、平日の仕事帰りに遠回りしてスーパーに寄ることもあります。

そこで、ブログを始めたのをきっかけに、アフェリエイト体験も兼ねて以前から興味のあった野菜宅配を試してみることにしました。利用したのは「らでぃっしゅぼーや」の「ふぞろい食材おためしセット」です。

らでぃっしゅぼーや「ふぞろい食材お試しセット」体験

こちらは初回限定で注文できるお得なセットです。旬の野菜や果物、卵、加工品など合計12~16品が入っており、通常5,800円相当の内容が、1,980円(税込)送料無料で体験できます。

どれも低農薬やオーガニックで安全性が高く、生産者の名前や農薬使用状況も明記されているので安心です。野菜が新鮮で味が濃いので、余計な下処理がいりません。どの日も20〜30分ほどで夕食が完成しました!

こちらが、5月8日に届いた商品です。

Contents of Radish Boya’s “Seasonal Trial Set” (May 2025)
A trial set from Radish Boya, featuring fresh vegetables, fruits, eggs, and seasonings—ordered as a first-time special.

⭐︎季節の野菜(6~7品)

 葉付き人参、かぼちゃ、新玉ねぎ、ピーマン、ミニトマト、白ナス、チンゲン菜、春菊

⭐︎果物(1〜2品)

 甘夏、バナナ

⭐︎平飼い卵

⭐︎油揚げ

⭐︎調味料(ピクルスの素、ブイヨン、塩)

⭐︎おまけ

「しめじく君」

春におすすめの薬膳食材(人参・春菊・チンゲン菜)や、初夏にうれしい薬膳食材(玉ねぎ・ピーマン・甘夏・トマト)など、旬の野菜が盛り沢山です!

Day1:素材を楽しむせいろ蒸し

Steamed carrots, pumpkin, and onions with soup and a side of chrysanthemum greens (Radish Boya ingredients)
Steamed vegetables and pork soup made with Radish Boya produce. Chrysanthemum greens offer a calming effect and make a perfect topping.

まずは味を確かめたくて、シンプルなせいろ蒸しにしていただきました。人参が驚くほど甘くて美味しい!バターも用意していましたが、素材が美味しすぎて必要ありませんでした。
春菊はスープにトッピングしました。春菊には、肝の高ぶりを鎮めてリラックスを促す効果があるとされています。私は春〜初夏にかけて頭痛やイライラを起こしやすい体質なので、届いた春菊は毎日【ちょい足し】していただきました。

Day2:平飼いたまごでお昼ごはん

Rice topped with soy sauce-seasoned egg from free-range chicken
Tamago kake gohan made with Radish Boya’s free-range egg. A dash of soy sauce enhances the rich flavor of the yolk.

昨夜のうちに、温泉たまごを作っておきました(作り方は「たまご」をご参照ください)。
ストレスがかからないよう、平飼いで育てた鶏のたまごだそうです。同居人がたまごかけご飯にして食べたところ、くさみが全くなく、黄身がねっとりと濃厚で「これは美味しい!」と絶賛していました。
たまごは陰虚体質の同居人に欠かせない食材です。温泉たまごにしておくと、自分で【ちょい足し】してくれるので、冷蔵庫に常備しています。

Rice balls mixed with carrot leaf furikake and plain salted egg rolls in a bento box
Rice balls made with homemade carrot leaf furikake, served with salted egg rolls using free-range eggs.

私は急な出張が入ったため、新幹線で食べようとお弁当にしました。このたまご、ほんの少し塩を入れただけなのに、コクがあって本当に美味しい!
おにぎりに使用したのは、同じく昨夜のうちに作っておいた人参の葉のふりかけです。先日、八百屋で人参の葉がひと束480円で売り出されているのを見て驚いたばかり。それもあって、この”葉付き人参”はとてもありがたく感じました。

Day3:はじめてのレシピに挑戦

Radish Boya’s raw bok choy namul recipe card and included seasonings
A recipe for crispy bok choy namul. Easily made with the included bouillon packet.

届いた野菜それぞれに、レシピカードが付いてくるのもうれしいポイント。今回はその中から、チンゲン菜の”生ナムル”に挑戦してみました。付属の調味料を使用するのでとても簡単!
生で食べるのははじめてでしたが、シャキシャキして美味しい〜!チンゲン菜にも、肝の高ぶりを鎮める働きがあるとされています。これからは生でたくさん食べたいと思います!

Tomato pasta with white eggplant and green pepper, served with raw bok choy namul
Tomato pasta made with seasonal vegetables from Radish Boya. Paired with a refreshing raw bok choy namul.

パスタに使用する白ナスは、あえて大きめにカット。普段あまり手に取らない白ナスも、こうして届くと新鮮な気持ちで調理できます。サプライズ感のある食材でした。

Day4〜5:気のめぐりを実感

Package of Radish Boya’s “Pickling Base for Any Vegetables”
Just add chopped vegetables to this pouch and you’ve got pickles—no container needed, super convenient!

袋のまま漬けられる、お手軽ピクルス。ミニトマト・カボチャ・長芋・ミョウガを漬けました(カボチャだけ、電子レンジ600wで2分加熱)。
甘味+酸味には潤いを補う作用があるため、春〜初夏にかけて、よく酢の物や浅漬けを作ります。このピクルス液は、甘過ぎず酸っぱ過ぎず、誰にでも食べやすいまろやかな味です。

Stir-fried bok choy with maitake mushrooms and eggs, served with a colorful pickle medley
Crispy bok choy stir-fried with maitake mushrooms and eggs, paired with colorful pickles. Easy prep and full of flavor!

この日は土曜日なので、おつまみを兼ねたメニューでした。
炒め物には平飼いたまごを使用。昨日のパスタで「らでぃっしゅぼーやの野菜は大きめにカットした方が美味しい」ことを学びましたので、チンゲン菜も大きくカットし、シャキシャキ感を楽しみました。

Stir-fried beef with green peppers and yam (featuring Radish Boya’s seasonal vegetables)
A nourishing dish that boosts energy and blood. The aroma of green peppers and the texture of yam make it both flavorful and balanced.

週末は「飲む日」と決めているので、翌日の日曜日もおつまみメニューに。2日連続で肉類を食べることは普段は少ないのですが、たっぷり野菜を食べているおかげか、胃腸がスッキリしています。まさに”気がめぐっている”状態です。

中医学には「道地薬材(どうちやくざい)」という考え方があり、適した環境で育った植物は、より高い効果を発揮すると言われています。らでぃっしゅぼーやの野菜は全国各地から厳選されて届くので、普段食べているものより薬効が高いのかもしれません。

この日は、今の時期に陰虚の症状(夜間の微熱、寝汗、足がつる)が出やすい同居人のために、牛肉と長芋を使った「陰を補う炒め物」を作りました。自分のためには、肝の気のめぐりを良くするとされるピーマンをたっぷりと使用。ふたりにとって嬉しい薬膳メニューになりました。

Day6:ピクルス液の再利用

Nanban-style marinated red snapper using leftover pickling liquid, topped with myoga
A tangy nanban dish made with leftover pickling liquid. Lightly fried red snapper pairs perfectly with refreshing myoga.

使用後のピクルス液も再利用できるとのことだったので、昨夜のうちに鯛の南蛮漬けを仕込んでおきました。ピクルス液に「名水のたましずく(※「三つ葉」参照)」を少し加えて煮立て、揚げ焼きにした鯛を漬けるだけの簡単レシピです。これが本当に美味しかった!少食な同居人から、滅多にない”おかわり”を要求されたほどです。

写真には撮りきれなかった献立もありますが、セットの内容はちょうど1週間で使い切れるくらいの量でした。

ちなみに、「夏みかんと甘夏」の記事でマーマレードに使用したのも、このセットに入っていたものです。

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「定期宅配はじめてコース」では、プロが選んだ旬の野菜を”おまかせ”で届けてくれるため、自宅にいながら四季折々の味を楽しめます。

✅ サイズ
Sサイズ(1~2人分)とMサイズ(2~4人分)の2種類から選択。

✅ 価格
組み合わせによって料金が異なるため、以下に主なパターンをまとめました。

内容 卵なし 卵6個付き 卵10個付き
野菜7〜9品 2,282円(税込) 2,692円(税込) 2,832円(税込)
野菜+果物1〜2品 2,930円(税込) 3,340円(税込) 3,480円(税込)

※価格は2025年5月時点の情報です。内容は季節や仕入れ状況により変わることがあります。

✅ 配送頻度
「毎週」「隔週」「4週に1回」など、自由に設定可能。いつでもお休み・解約が可能です。

✅ 送料
1回あたり送料480円(注文金額4,500円以上の場合は送料無料)。
日時指定可能なヤマト便だと900円です。

✅ 初回申込み特典
お試しセットお届け後7日間以内に定期コースを申し込むと…
🌟 8週間分の送料無料
🌟 初年度の年会費(1,100円)が無料
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本記事は2025年5月時点の内容です。
最新のサービス内容・キャンペーン状況は公式サイトをご確認ください。

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そんな方には、らでぃっしゅぼーやの【めぐる野菜箱】もおすすめです。

【Sサイズ】通常価格:6,078円前後(税込)  →初回ポイント適用で、4,078円前後(税込)

【Mサイズ】通常価格:6,488円前後(税込)  →初回ポイント適用で、4,488円前後(税込)

✅ 内容例
– 旬のおまかせ野菜(S:7〜9品)(M:9〜11品)
– 果物、平飼いたまご6個、選べる肉・魚介・惣菜5〜7品

✅ 申込特典
🌟 届いてからのお楽しみ、旬のフルーツ♪
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🌟 お買い物ポイント2000円分
🌟 8週間送料無料
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料金面から考える、我が家の結論

もし我が家で定期コースをお願いするとしたら、通常版のSサイズ(卵6個+果物付き)を月4回が妥当です。その場合の1年間の総額と月額料金を計算してみました。

【Sサイズ料金】3,340円×48=160,320円
【送料】480円×40(※最初の8週は送料無料)=19,200円
【年会費】初年度無料、2年目以降は1,100円

初年度2年目以降
年間総額(税込)179,520円184,460円
月額平均(税込)14,960円15,372円

我が家の食費は2人で月5万円です。
※酒、外食、自分しか食べないもの(同居人はつまみ類、私は生薬やハーブティーなど)は除きます。

米や調味料、プロテイン代で月15,000円はかかるので、週に使える食費は8,000〜9,000円ほど。宅配サービスを利用すると、週に使える食費は5,000円となり、予算的に難しいため今回は断念することにしました。

また、父の家庭菜園や、毎週土日に買い出ししている糸島野菜の販売所など、我が家は旬の野菜が手に入りやすい環境にもあります。「何のために、今の時期何を食べるべきか」という、ある程度の薬膳知識も頭に入っているため、野菜は自分で選んだ方が合っていると判断しました。

こんな人におすすめしたい

薬膳の第一歩は「季節に合わせた食養生」。つまり「旬の食材を食べること」です。旬の食材は、季節に合った身体作りを自然とサポートしてくれます。

これまでの記事でも紹介したように、たとえば春先に苦味のある食材を食べておけば、風邪や花粉症など、春に起こりやすい体調不良を軽減できます。春に血を補う食材を食べておけば、初夏に起こりやすい陰虚の症状もやわらぎ、体調を整える手助けになります。

「季節ごとに上手に食材を取り入れて、次の季節を健やかに迎えましょう」というのが「季節の薬膳」の基本です。

とはいえ、スーパーでは年中同じ食材が並び、「今どの食材を選ぶべきか」分かりにくいのも事実です。そんなときに季節の食材を届けてくれるこのサービスは、「家庭で実践する薬膳」の強い味方になってくれます。

もちろん薬膳に興味がない方や、忙しくて買い物に行く時間がない方、野菜中心の健康的な食生活を送りたい方、子供や家族に安心・安全な食材を食べさせたい方にも、ぜひおすすめしたいサービスです。

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